仏銀大手ソシエテ・ジェネラル、トレーダー不正で49億ユーロ損失
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【1月24日 AFP】(一部更新、写真追加)仏銀大手ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale、ソジェン)は24日、1人のトレーダーによる不正行為により49億ユーロ(約7600億円)に上る損失が出たと発表した。発表後、同社株の取引は一時停止された。
ダニエル・ブートン(Daniel Bouton)会長は同社ウェブサイト上の声明で「ソシエテ・ジェネラルの経営陣が、多額の内部不正行為を発見したことをお伝えしなければならない。不正を行ったのは融資投資部門のスタッフの1人だ」と発表した。
ソシエテ・ジェネラルは同日、49億ユーロの不正発覚とは別に、米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)の影響などによる約20億ユーロ(約3100億円)の評価損計上を発表した。
同日、ソジェンの株主約100人の弁護人は、トレーダーによる不正で発生した損失の補填を求め、同社に対する損害賠償を請求したと発表した。
一方、同日一時停止された同社株の取引は、3.64%安の76.20ユーロで再開した。
不正取引についてブートン会長は「すべての管理から逃れようとした」1人のトレーダーによるものだと強調し、株主に謝罪した。(c)AFP
ダニエル・ブートン(Daniel Bouton)会長は同社ウェブサイト上の声明で「ソシエテ・ジェネラルの経営陣が、多額の内部不正行為を発見したことをお伝えしなければならない。不正を行ったのは融資投資部門のスタッフの1人だ」と発表した。
ソシエテ・ジェネラルは同日、49億ユーロの不正発覚とは別に、米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)の影響などによる約20億ユーロ(約3100億円)の評価損計上を発表した。
同日、ソジェンの株主約100人の弁護人は、トレーダーによる不正で発生した損失の補填を求め、同社に対する損害賠償を請求したと発表した。
一方、同日一時停止された同社株の取引は、3.64%安の76.20ユーロで再開した。
不正取引についてブートン会長は「すべての管理から逃れようとした」1人のトレーダーによるものだと強調し、株主に謝罪した。(c)AFP