【1月24日 AFP】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)が23日に2007年の世界自動車販売台数を936万9524台と発表したことを受けて、トヨタ自動車(Toyota Motor)は24日、同社の販売台数はそれをわずかに下回ったと発表した。

 トヨタは10日に販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含む)の見通しを937万台と発表しており、76年ぶりにGMを抜いて世界第1位になるとみられていたが、実際には3500台及ばず約936万6000台だった。

 環境配慮型のハイブリッド車でリードするトヨタは米国でも急速に人気を拡大しているが、米国世論の反発を考慮して成功の喧伝は控えている。

 トヨタの広報担当者はGMの販売台数について「コメントすることはない」とした上で、「品質と顧客サービスでの世界一を目指している」と語った。(c)AFP