【1月21日 AFP】総務省は、携帯電話通信がこれまでになく進歩したことから、複雑な機能や料金プランに精通した販売員を増やすため、認定資格「携帯ソムリエ」を創設する。同省担当者が21日、明らかにした。

 総務省によると、認定資格は携帯電話の販売員を対象にしており、検定試験の実施など運営については民間の事業計画を支援する形を検討している。

 同省担当者は、ワインのソムリエが顧客の相談に応じるのと同じように、販売員が複雑な機能や料金プランを消費者に説明できるよう期待していると話した。

 総務省では、インターネット接続できる携帯電話を子どもに持たせる危険性を保護者に説明し、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング・サービスへの加入を推奨するよう販売員に期待している。

 民間が運営する資格制度であるため、政府としては携帯電話の販売資格に制限を設ける予定はないという。(c)AFP