【12月5日 AFP】ドイツの裁判所は4日、米アップル(Apple)の多機能携帯電話「iPhone」の独占販売をめぐり、11月20日に欧州通信最大手ドイツテレコム(Deutsche Telekom)に対して下した一時販売差止め判決を覆し、引き続き独占販売を認める判決を下した。

 英携帯電話サービス大手ボーダフォン(Vodafone)のドイツ部門は前月、ドイツテレコムのiPhone独占販売を不服として提訴。これに対し裁判所が一時販売差止めの判決を下したことで、ドイツテレコムは販売方法の変更を余儀なくされ、iPhone購入者に対し同社サービスへの加入を義務付けない方針を発表していた。(c)AFP