ユーロスター新駅 あす本格スタート
このニュースをシェア
【11月13日 AFP】英ロンドン(London)とフランスのパリ(Paris)間を従来より20分短縮した2時間15分でつなぐ高速列車ユーロスター(Eurostar)の新路線開通が、いよいよ翌14日に迫った。ロンドンとベルギーのブリュッセル(Brussels)間も1時間51分に短縮される。
ユーロスターによると、開通日にユーロスターに乗りたいと100万件を超える予約が1週間前から殺到したという。
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年を費やしたユーロスター改築事業では、欧州大陸間との時間短縮に加え、ターミナル駅がこれまでのテムズ川(River Thames)南のウォータールー(Waterloo)駅から市内北部のセントパンクラス(Saint Pancras)の新駅に移設されることも、話題の1つだ。これにより、英国内各都市との接続がより便利になる。
19世紀に建てられたビクトリアン・ゴシック様式の赤レンガの駅舎を増改築したユーロスター新駅の開設に伴い、英国としては、混雑や遅延の代名詞だった英国鉄道の汚名返上を狙いたいところだ。
ユーロスターは「空港で出発を待っている間にヨーロッパに到着できます」と空港での待ち時間を強調した広告を打ち出すなど、航空業界の価格競争で格安となったロンドンとパリ、ブリュッセル間の航空便に対する巻き返しをはかる。
一方、13日午後6時9分には、ウォータールー駅発の最後のユーロスターがパリに向けて出発。翌14日午前11時9分にはセントパンクラス駅にパリ発の最初のユーロスターが到着する。(c)AFP/Odile Duperry
ユーロスターによると、開通日にユーロスターに乗りたいと100万件を超える予約が1週間前から殺到したという。
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年を費やしたユーロスター改築事業では、欧州大陸間との時間短縮に加え、ターミナル駅がこれまでのテムズ川(River Thames)南のウォータールー(Waterloo)駅から市内北部のセントパンクラス(Saint Pancras)の新駅に移設されることも、話題の1つだ。これにより、英国内各都市との接続がより便利になる。
19世紀に建てられたビクトリアン・ゴシック様式の赤レンガの駅舎を増改築したユーロスター新駅の開設に伴い、英国としては、混雑や遅延の代名詞だった英国鉄道の汚名返上を狙いたいところだ。
ユーロスターは「空港で出発を待っている間にヨーロッパに到着できます」と空港での待ち時間を強調した広告を打ち出すなど、航空業界の価格競争で格安となったロンドンとパリ、ブリュッセル間の航空便に対する巻き返しをはかる。
一方、13日午後6時9分には、ウォータールー駅発の最後のユーロスターがパリに向けて出発。翌14日午前11時9分にはセントパンクラス駅にパリ発の最初のユーロスターが到着する。(c)AFP/Odile Duperry