【11月9日 AFP】少子高齢化が加速する日本で、人々を「怖がらせて」老後資金の貯蓄を迫る新兵器が登場した。玩具大手タカラトミー(Tomy)の爆発型貯金箱「貯金爆弾」だ。

 15日に発売予定の「貯金爆弾」は、電池式の黒い丸型爆弾の形をした「貯めざるを得ない」をコンセプトとした貯金箱。

 定期的に貯金をしていれば変化はないが、長期間貯金を怠ると3段階にわたって効果音や振動で「警告」を発する。それでも貯金をしないと、「爆発」して貯まっていた硬貨を撒き散らすという。

 タカラトミーの説明によると、貯金を怠けた持ち主に「散らばった硬貨を拾い集めながら、わが身の怠惰さを反省し、さらなる貯金への意欲向上を目指していただく」のが狙いだという。(c)AFP