英国のユーロスター新駅が竣工、記念式典が行われる
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【11月6日 AFP】(11月7日写真追加)ロンドン(London)で6日、高速列車ユーロスター(Eurostar)の新ターミナルとして生まれ変わったセントパンクラス(St. Pancras)駅の開幕式が行われ、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)夫妻らが出席した。
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年のこの事業では、1868年に建てられたビクトリアン・ゴシック様式の駅建物を増改築、同駅と英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)間109キロに新しい路線High Speed 1が建設された。
これによりユーロスター(Eurostar)は最高速度(時速300キロ)を出せるようになり、ロンドンとフランスのパリ(Paris)間が2時間15分、ベルギーのブリュッセル(Brussels)までが1時間51分と、各所要時間がおよそ20分間の短縮となった。
11月14日に現在のターミナル、テムズ川(River Thames)の南側にあるウォータールー(Waterloo)駅から新駅に業務が引き継がれる。市内北部の新駅に移ることで、イングランド中部や北部、スコットランドから欧州大陸への乗り継ぎが容易になる。
構内にはタッチスクリーン式のモニターや案内用スクリーンなどが設置されているほか、欧州最大の全長90メートルのシャンパンバーや高級店が軒を並べる。
ロンドンの観光関係者は、「2012年(オリンピック)へ向けて、10年におよぶ駅の増改築工事が終了したのはロンドンにとって歴史的、象徴的出来事だ」と語り、観光客増を期待している。(c)AFP/Robin Millard
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年のこの事業では、1868年に建てられたビクトリアン・ゴシック様式の駅建物を増改築、同駅と英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)間109キロに新しい路線High Speed 1が建設された。
これによりユーロスター(Eurostar)は最高速度(時速300キロ)を出せるようになり、ロンドンとフランスのパリ(Paris)間が2時間15分、ベルギーのブリュッセル(Brussels)までが1時間51分と、各所要時間がおよそ20分間の短縮となった。
11月14日に現在のターミナル、テムズ川(River Thames)の南側にあるウォータールー(Waterloo)駅から新駅に業務が引き継がれる。市内北部の新駅に移ることで、イングランド中部や北部、スコットランドから欧州大陸への乗り継ぎが容易になる。
構内にはタッチスクリーン式のモニターや案内用スクリーンなどが設置されているほか、欧州最大の全長90メートルのシャンパンバーや高級店が軒を並べる。
ロンドンの観光関係者は、「2012年(オリンピック)へ向けて、10年におよぶ駅の増改築工事が終了したのはロンドンにとって歴史的、象徴的出来事だ」と語り、観光客増を期待している。(c)AFP/Robin Millard