【11月1日 AFP】(一部更新)ニューヨーク(New York)原油先物相場は日本時間1日、一時1バレル96ドルを付け、過去最高値を更新した。米原油在庫が予想を超える減少となったため買いが先行した。

 ニューヨークの軽質スイート原油(12月分)は、10月31日に付けた1バレル94.74ドルの最高値をさらに更新する96.02ドルまで上昇。一方、北海ブレント(Brent North Sea)原油先物も、前日更新したばかりの過去最高値1バレル90.94ドルを99セント上回る91.62ドルを記録した。

 関係者は、1バレル100ドルの大台を近く突破する可能性もあると指摘している。

 10月31日は前日の大幅反落から急反発して、一気に4-5ドル上昇。米エネルギー省が同日発表した週間在庫統計で、米原油在庫は390万バレル減の3億1270万バレルとなったことを受けて買いが強まった。(c)AFP