【10月10日 AFP】千葉県の幕張メッセ(International Convention Complex)で10月26日から11月11日まで開催される第40回東京モーターショー 2007(40th Tokyo Motor Show 2007)には、さまざまなコンセプトカーが出展される。

 これまで自動車業界は、エンジンの馬力や最高速度、燃料効率を競ってきたが、これからは乗る人にくつろぎやぬくもりを感じさせ、環境破壊に対する罪の意識を感じさせないことが重要になる。国内自動車メーカー各社は、デザインの斬新さや、二酸化炭素排出量の少なさ、人と車との新たな関係などを強調した、未来的なコンセプトカーを発表している。

 トヨタ自動車(Toyota Motors)は9日、「Relax in Style」をテーマにした小型ハッチバックの新型車「カローラ ルミオン(Corolla Rumion)」を発表した。日産自動車(Nissan Motor)は、「ピボ2(PIVO 2)」、「ラウンドボックス(R.D/B.X)」などのコンセプトカーを出展する。

 各社とも、環境性能への信頼を強みに海外市場での売り上げを伸ばしているが、平均収入の落ち込みと、若者の車離れが背景に国内販売は伸び悩んでいる。 (c)AFP