独ポルシェ、フォルクスワーゲンの経営権取得目指す
このニュースをシェア
【9月3日 AFP】ドイツの高級自動車メーカー、ポルシェ(Porsche)が、同国のフォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)の経営権取得を目指し株式の取得を進めている。3日発売の独ニュース週刊誌「シュピーゲル(Der Spiegel)」上に情報が掲載された。
同誌によると、ポルシェはVWの株価を固定価格で購入できるストックオプションを既に買い増しているという。ポルシェは、現時点でVW株の約31パーセントを保有している。
市場関係者は、ポルシェの保有するVW株式数が来年初頭にも全体の5割を超えると見込む。
シュピーゲル誌と独中立系日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine)によると、正確な株式保有数の報告義務が発生するのは、ポルシェがVW株の半数以上を獲得した場合に限られるという。
ポルシェは3月、VW株の3割以上を取得、さらに全株主に対し株の買い取り提案を行っていた。しかし、提案額が安かったため、VW全株主のうち1パーセント未満しか応じなかった。
シュピーゲル誌によると、ポルシェは株式を買い増すことで、VWの直接支配を進めたい意向とみられる。(c)AFP
同誌によると、ポルシェはVWの株価を固定価格で購入できるストックオプションを既に買い増しているという。ポルシェは、現時点でVW株の約31パーセントを保有している。
市場関係者は、ポルシェの保有するVW株式数が来年初頭にも全体の5割を超えると見込む。
シュピーゲル誌と独中立系日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine)によると、正確な株式保有数の報告義務が発生するのは、ポルシェがVW株の半数以上を獲得した場合に限られるという。
ポルシェは3月、VW株の3割以上を取得、さらに全株主に対し株の買い取り提案を行っていた。しかし、提案額が安かったため、VW全株主のうち1パーセント未満しか応じなかった。
シュピーゲル誌によると、ポルシェは株式を買い増すことで、VWの直接支配を進めたい意向とみられる。(c)AFP