【8月25日 AFP】米商務省の24日の発表によると、7月の新築住宅販売件数は前月比2.8%増となった。

 米金融業界は、年間販売件数は82万5000戸に落ち込むと予想していたが、実際は年間87万戸となった。しかし、依然として前年比では10.2%の下落。

 7月の平均新築住宅販売価格は、23万9000ドル(約2800万円)となった。前月は23万600ドル(約2700万円)だった。

 不況が続いていた上に、信用不安で世界の金融市場を混乱させた米住宅市場にとり、この発表は明るいニュースとなった。しかし、今回の発表が対象にしているのは、サブプライム問題に端を発した信用問題が発生する前の期間。(c)AFP