【8月10日 AFP】米サブプライムローン(信用度の低い借り手への融資)問題への懸念が世界的に拡大するなか、日本銀行は10日、短期金融市場に1兆円を緊急供給する公開市場操作(オペ)を行った。

 前日に欧州中央銀行(ECB)が行った948億ユーロ(約15兆4000億円)の緊急資金供給に追随する形で、同じく1兆円を供給した6月29日以来の規模となった。

 同日午前の東京株式市場は、日経平均株価が前日比247円39銭(1.44%)安の大幅反落でスタート。午前の終値は448円64銭(2.61%)安の1万6721円96銭まで下げた。

 東証株価指数(TOPIX)は48.94ポイント(2.91%)下げて、1634.87だった。(c)AFP