【6月21日 AFP】米アップル(Apple)は20日、「iPhone」のにYouTubeコンテンツの視聴機能を搭載すると発表した。

「iPhone」は今月29日から米アップル社とAT&Tの店舗で販売開始となる。AT&Tは「iPhone」の独占サービスプロバイダーとなる。

 アップルはまた、Apple TV用最新版ソフトを発表。これを使用すればApple TVのユーザーはYouTubeコンテンツをワイヤレスで自宅のテレビ送信できる。

 スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)は発表会見で「『iPhone』は間違いなくモバイル環境で最高のYouTubeサービスを提供する」とし、「今やユーザーは『iPhone』やマッキントッシュ(Macintosh)を使用してどこででもYouTubeを楽しめる。またApple TVを利用すれば自宅の居間の大画面テレビでも楽しむことができる」と述べた。

 今週始め、アップルは「iPhone」用電池の駆動時間を大幅に増加、またディスプレイをプラスチックからガラスへと変更することにより鮮明度を高め、傷をつきにくくさせたと発表している。

 4ギガバイトの「iPhone」は499ドル(約6万円)、8ギガバイトのものは559ドル(約7万4000円)で販売される。(c)AFP