全日空が所有する国内13ホテルを、米モルガン・スタンレーへ売却 - 東京
このニュースをシェア
【東京 13日 AFP】全日空(ANA)は13日、国内13のホテルを米投資銀行大手のモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)に売却すると発表した。売却総額は2813億円と国内では史上最大の不動産取引となる。
売却されるのは、現在、全日空が所有している東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京(ANA Intercontinental Tokyo)、沖縄の万座ビーチホテル&リゾート(Manza Beach Hotel and Resort)など。
これにより、既にウェスティンホテル東京(Westin Tokyo)などを取得しているモルガン・スタンレーは、国内最大級のホテルオーナーとなる。
ANAは、この取引で1700億円余の売却益を得る見込みで、グループ全体の2007年3月締め決算では過去最高の売上高および営業利益を計上する見込みとなる。
日経ビジネスによると、日本経済の回復により外資系企業による投資熱が過熱しつつあり、国内の不動産市場が活発化する一因となっている。
国内におけるこれまでで最大の不動産取引は、前年度の東京都千代田区丸の内1丁目の「パシフィック・センチュリー・プレイス(Pacific Century Place)」のオフィス部分の売却で、不動産ファンド運用のダヴィンチ・アドバイザーズ(DaVinci Advisors)が約2000億円で取得した。
写真は同日、港区にあるANAインターコンチネンタルホテル東京。(c)AFP/Toru YAMANAKA
売却されるのは、現在、全日空が所有している東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京(ANA Intercontinental Tokyo)、沖縄の万座ビーチホテル&リゾート(Manza Beach Hotel and Resort)など。
これにより、既にウェスティンホテル東京(Westin Tokyo)などを取得しているモルガン・スタンレーは、国内最大級のホテルオーナーとなる。
ANAは、この取引で1700億円余の売却益を得る見込みで、グループ全体の2007年3月締め決算では過去最高の売上高および営業利益を計上する見込みとなる。
日経ビジネスによると、日本経済の回復により外資系企業による投資熱が過熱しつつあり、国内の不動産市場が活発化する一因となっている。
国内におけるこれまでで最大の不動産取引は、前年度の東京都千代田区丸の内1丁目の「パシフィック・センチュリー・プレイス(Pacific Century Place)」のオフィス部分の売却で、不動産ファンド運用のダヴィンチ・アドバイザーズ(DaVinci Advisors)が約2000億円で取得した。
写真は同日、港区にあるANAインターコンチネンタルホテル東京。(c)AFP/Toru YAMANAKA