【東京 11日 AFP】航空大手全日本空輸(All Nippon Airways、ANA)グループは、乗務員らが11日に実施するストライキのため、国内線の15%程度が欠航する見通しと発表した。

 声明によれば、同社と4つの労働組合(合計約540人)の間で行われていた労働条件などをめぐる交渉は11日未明に決裂した。

 このストライキにより11日、同社国内便の約15%にあたる136便が欠航し、6500人が影響を受ける見込み。また国内線42便に遅延が生じ、2200人程度が影響を受けるものと見られている。 国際線は平常通り運行する。

 写真は羽田空港を離陸する全日本空輸の旅客機(2006年7月31日撮影)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO