米ヨセミテ国立公園の山火事、消火活動続く
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【8月25日 AFP】今月17日に米カリフォルニア(California)州の人気の観光地スタニスロース国立森林公園(Stanislaus National Park)で発生した大規模な山火事は同州ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)周辺にも延焼して住宅数千軒を焼失の危険にさらしており、24日も懸命の消火活動が続けられた。
「リムファイア(Rim Fire)」と呼ばれているこの火災による焼失面積は前日の2倍近くに拡大し、米西部の火災の状況を監視する当局の「インシウェブ(InciWeb)」によると、消防士2672人が消火にあたっているものの、火の手が上がっている約510平方キロメートルのうち鎮火した面積は約5%にとどまっている。
干ばつが長引いて極端に乾燥した状況が続いていたことや、消防士が近づくのが難しい地形であることが状況の悪化につながっている。
同州のジェリー・ブラウン(Jerry Brown)知事は23日夜、山火事が発生している地域の約320キロ西に位置するサンフランシスコ(San Francisco)市に緊急事態を宣言した。同市が利用する電力の大半が延焼地域を通って供給されているためだ。(c)AFP
「リムファイア(Rim Fire)」と呼ばれているこの火災による焼失面積は前日の2倍近くに拡大し、米西部の火災の状況を監視する当局の「インシウェブ(InciWeb)」によると、消防士2672人が消火にあたっているものの、火の手が上がっている約510平方キロメートルのうち鎮火した面積は約5%にとどまっている。
干ばつが長引いて極端に乾燥した状況が続いていたことや、消防士が近づくのが難しい地形であることが状況の悪化につながっている。
同州のジェリー・ブラウン(Jerry Brown)知事は23日夜、山火事が発生している地域の約320キロ西に位置するサンフランシスコ(San Francisco)市に緊急事態を宣言した。同市が利用する電力の大半が延焼地域を通って供給されているためだ。(c)AFP