【8月20日 AFP】(一部更新)夏季の季節風、モンスーンの雨雲と台風12号(アジア名:チャーミー、Trami)が重なり洪水が発生しているフィリピンの首都マニラ(Manila)と周辺の農村地帯では20日も豪雨が続いている。フィリピン気象庁は、これらの地域では20日も終日雨が続く見込みだとして最高レベルの警戒を呼びかけている。

 20日朝の時点でマニラの60%以上が冠水し、水の深さが2.1メートルに達したところもある。

 フィリピン政府によるとマニラ市内で死者は報告されていないが、マニラの北に広がる農村地帯で新たに4人の死亡が確認され、マニラがあるルソン(Luzon)島でこの2日間に水害で死亡した人は7人になった。(c)AFP