【8月12日 AFP】アフリカ・スーダンの首都ハルツーム（Khartoum）北部で洪水が発生し、国営ラジオによると11日までに36人が死亡した。

　国営オムドゥルマン（Omdurman）ラジオがテキストメッセージサービス（SMS）で伝えたところによると、ハルツーム近郊は9日、強風と雷を伴う豪雨に見舞われた。豪雨は4時間にわたって降り続き、家屋5000棟が破壊され、36人が死亡。ハルツーム市内の近代的なビルでも浸水被害が出たという。現地のAFPカメラマンは、ハルツーム郊外は10日、洪水で家々が押し流され、まるで湖と化していると伝えている。

　ハルツーム近郊では1日にも洪水が発生。国連（UN）は今回の洪水に先立ち、8月に入って豪雨と洪水のため11人が死亡、10万人が被害を受けたと発表していた。(c)AFP