福島第1原発の冷却装置が一時停止、全て復旧
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【3月20日 AFP】東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の使用済み核燃料貯蔵プールの冷却装置などが停電で停止した問題で、東京電力は20日、停電発生からおよそ30時間後の同日午前0時12分までに全ての冷却装置が復旧したと発表した。
18日午後7時ごろ、事故収束作業の拠点となっている免震重要棟で瞬間的に停電が派生し、1、3、4号機のプールと共用プールの冷却装置が停止した。配電盤に問題があったとみられている。
東電によると、19日夜までに1、3、4号機のプールの冷却装置を復旧させ、20日午前0時12分に共用プールの冷却装置の運転を再開させたという。
政府は原子炉が「冷温停止」しており、高レベルの放射線を放出してないと主張しているものの、今回の問題は、津波から2年が過ぎた今もなお、福島原発が不安定な状態にあることを再確認させた。(c)AFP
18日午後7時ごろ、事故収束作業の拠点となっている免震重要棟で瞬間的に停電が派生し、1、3、4号機のプールと共用プールの冷却装置が停止した。配電盤に問題があったとみられている。
東電によると、19日夜までに1、3、4号機のプールの冷却装置を復旧させ、20日午前0時12分に共用プールの冷却装置の運転を再開させたという。
政府は原子炉が「冷温停止」しており、高レベルの放射線を放出してないと主張しているものの、今回の問題は、津波から2年が過ぎた今もなお、福島原発が不安定な状態にあることを再確認させた。(c)AFP