【2月16日 AFP】ロシア・ウラル(Ural)地方のチェリャビンスク(Chelyabinsk)州での隕石落下で16日、隕石の破片が落ちたとみられる凍結湖で、ダイバーによる破片の探索活動が始まった。

 15日朝、同州に落下した隕石の破片の一部は州内のチェバルクリ湖(Lake Chebarkul)に落下したとみられている。

 同湖での探索開始に先立ち、非常事態省は国営メディアを通じて、チェバルクリ湖でダイバー6人を動員して隕石の破片が落下していないか探索すると発表した。同省によると、これまでのところウラル地方の地上では落下した隕石片は確認されていない。
 
 15日の隕石落下では衝撃波でチェリャビンスク州の1200人が負傷し、家屋など数千棟が損壊したとみられる。隕石の重さは推定10トン。(c)AFP/Dmitry Zaks