【12月27日 AFP】米メキシコ湾岸から五大湖にかけての広域は25日~26日、雪をともなう冬の嵐に見舞われ、これまでに交通事故や倒木のため少なくとも7人が死亡、空の便1500便が欠航するなど大きな影響が出ている。

 アーカンソー(Arkansas)州、ミシシッピ(Mississippi)州、テキサス(Texas)州で計20万人以上が停電被害に遭っており、全面復旧には1週間程度かかる見込み。テキサス(Texas)、ルイジアナ(Louisiana)、アラバマ(Alabama)、ミシシッピ(Mississippi)など南部各州では25日に34個の竜巻が確認され、多数の建物が被害を受けた。

 嵐はさらに北東に進んでおり、米国立測候所(National Weather ServiceNWS)によれば東海岸で最大46センチメートルの降雪が予想されるほか、ノースカロライナ(North Carolina)、サウスカロライナ(South Carolina)の両州を含む広域で氷雨や竜巻、雷雨が発生する可能性があるという。(c)AFP