「サンディ」被災者の住宅確保が課題、冬近付く米ニューヨーク
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【11月5日 AFP】大型ハリケーンから温帯低気圧となって米東海岸に上陸した「サンディ(Sandy)」の被害で多数の人が住む家を失った米ニューヨーク(New York)州では4日、気温が大幅に冷え込み、被災者が凍死する懸念さえ膨らんでいる。現在も約200万世帯で停電が続くが、7日にはさらに大型の暴風雨の到来が予測されている。
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長によると、同市内だけでも推計3万~4万戸が居住不可能な状態だ。
一方、アンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)ニューヨーク州知事は記者会見で「寒くなり始めたが、人々はとても住めないような家にとどまり続けている」と指摘。家を失った被災者は数万人に及び、既に解決に取り組んでいるが「非常に大きな、大きな住宅問題だ」と述べた。
サンディによる暴風と高波の被害は米15州に及び、米国とカナダでこれまでに少なくとも109人の死亡が確認されている。(c)AFP/Timothy Witcher
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長によると、同市内だけでも推計3万~4万戸が居住不可能な状態だ。
一方、アンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)ニューヨーク州知事は記者会見で「寒くなり始めたが、人々はとても住めないような家にとどまり続けている」と指摘。家を失った被災者は数万人に及び、既に解決に取り組んでいるが「非常に大きな、大きな住宅問題だ」と述べた。
サンディによる暴風と高波の被害は米15州に及び、米国とカナダでこれまでに少なくとも109人の死亡が確認されている。(c)AFP/Timothy Witcher