【9月12日 AFP】(一部更新)パキスタン・カラチ(Karachi)の衣料品工場で11日夜、火災が発生し、少なくとも110人が死亡した。

 カラチ消防署長は12日、AFPの取材に対し、これまでに110人の遺体が回収されたと語った。消防隊は現在も工場の地下を捜索しており、死者数は今後も増える可能性があるという。

 警察では当初、労働者9人が死亡、20人が負傷としていたが、後の発表で犠牲者数は大幅に増えた。

 パキスタンでは同日これより先にも、第2の都市ラホール(Lahore)にある靴工場で火災が発生し、労働者数十人が逃げ遅れ、21人が死亡、14人が負傷した。(c)AFP