【8月27日 AFP】(一部更新)中米エルサルバドル沖合の太平洋上で27日早朝(日本時間午後1時37分)ごろ、マグニチュード(M)7.3の地震があったと米当局が発表した。津波も発生したとして中米やメキシコなどに警戒を呼び掛けていたが、その後、警報は解除された。

 米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)によると、震源はエルサルバドルのプエルト・エル・トリウンフォ(Puerto El Triunfo)の南111キロメートルの沖合。

 また米太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は、震源の深さは54キロで、海水位の計測で津波の発生が確認されたと発表。津波は中米全域とメキシコの沿岸に到達し「地域沿岸部を破壊する」恐れがあるとして関係当局に警戒を呼び掛けたが、その後解除した。

 AFPの取材に応じたエルサルバドル市民保護局のホルヘ・メレンデス(Jorge Melendez)局長は、「津波警報は出ていない」「USGSは(マグニチュード)7.4を観測したが、われわれの観測施設が記録したのは5.7にすぎない」などと述べていた。(c)AFP