津波で流された青森県の桟橋、米オレゴン州海岸に打ち上げられる
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【6月7日 AFP】米オレゴン(Oregon)州の海岸で4日、東日本大震災による津波で青森県から流された浮桟橋が漂着しているのが見つかった。
コンクリートと金属製の浮桟橋は長さ20メートル、幅約6メートル、高さ約2メートルで、これまで米西海岸に流れ着いた被災地からの漂着物としては最大。ポートランド(Portland)の南西160キロにあるアゲートビーチ(Agate beach)沖で浮遊しているのを目撃された後、満潮時に同ビーチに打ち上げられた。
地元当局から連絡を受けた在ポートランド日本領事館が、この桟橋が前年3月11日の津波で流された青森県三沢港のものであることを確認した。
三沢港からオレゴン西岸までは太平洋を挟んで約8800キロの距離があるが、日本領事館によると、桟橋の表面はコンクリート製だが内部に発砲スチロールが用いられていたことから、沈まずにオレゴンまで流れ着いたとみられる。(c)AFP/April Choi
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コンクリートと金属製の浮桟橋は長さ20メートル、幅約6メートル、高さ約2メートルで、これまで米西海岸に流れ着いた被災地からの漂着物としては最大。ポートランド(Portland)の南西160キロにあるアゲートビーチ(Agate beach)沖で浮遊しているのを目撃された後、満潮時に同ビーチに打ち上げられた。
地元当局から連絡を受けた在ポートランド日本領事館が、この桟橋が前年3月11日の津波で流された青森県三沢港のものであることを確認した。
三沢港からオレゴン西岸までは太平洋を挟んで約8800キロの距離があるが、日本領事館によると、桟橋の表面はコンクリート製だが内部に発砲スチロールが用いられていたことから、沈まずにオレゴンまで流れ着いたとみられる。(c)AFP/April Choi
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