【11月2日 AFP】ポーランドのワルシャワ(Warsaw)空港で1日、米ニューアーク(Newark)発ワルシャワ行きのポーランド航空(Polish AirlinesLOT)機(ボーイング767-300)が、車輪が出ない故障により胴体着陸した。乗員乗客231人にけがはなかった。

 パイロットはワルシャワ近郊の上空を1時間以上旋回して余分な燃料を消費したあと、消防隊や救急車が配備された滑走路へ胴体着陸を試みた。同機はエンジンから火花を散らしながら着陸。消火剤がまかれる中、乗客たちは非常用脱出スライドから避難した。

 ポーランドのブロニスワフ・コモロフスキ(Bronislaw Komorowski)大統領は、胴体着陸を成功させたパイロットに感謝の意を示すと共に、「非常に困難な状況にあっても効率的に連携してくれた」として乗客を称賛した。(c)AFP

【動画】胴体着陸したポーランド航空機(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)