【9月19日 AFP】18日にインドとネパールの国境沿いを直撃したマグニチュード(M)6.9の地震による死者は19日、53人になった。当局者らが語った。また、被災地の大半が地滑りにより孤立しているという。

 インド北東部シッキム(Sikkim)州では、地元当局者によると少なくとも31人が死亡。また隣接するインドの複数の州で、建物の倒壊と地滑りで9人が死亡した。

 ネパールでは、警察によると6人が死亡。また中国国営・新華社(Xinhua)通信によるとチベット南部で7人が死亡した。

 救助隊は山間部の被災地に向かっているが、モンスーンによる豪雨の中、通信網の多くが切断され、道路も土砂や落石で通行できなくなっており、救助活動は難航している。(c)AFP

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