【8月26日 AFP】米国東部を23日襲った地震で、首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)の人気観光名所、ワシントン記念塔(Washington Monument)の先端部分にヒビが入っていることが明らかになり、米国立公園局は24日、塔を無期限で閉鎖した。

 ワシントン記念塔は高さ約169メートル、首都で最も高い建造物で、連日数百人の観光客が訪れる。しかし、地震によって先端部分に約10センチのヒビが入り、内部に深刻な損傷があるのではないかとの懸念が上がった。

 ワシントンD.C.の国立公園ナショナル・モール(National Mall)周辺の多くの観光施設を管理する米国立公園局は、「(記念塔の)構造は複雑なため、当面閉鎖する。塔内部を調査し、一般公開を再開するかどうかを決める」と声明で発表した。(c)AFP/Stephanie Griffith