中国高速鉄道事故、鉄道省が「管理体制の不備」認める
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【8月17日 AFP】7月23日に発生した中国東部の高速鉄道事故について、同国鉄道省が「鉄道網建設時の管理体制に不備があった」ことを認めた。中国国営メディアが16日、伝えた。
前月の高速鉄道の列車衝突事故では、少なくとも40人が死亡、200人近くが負傷。事故を受け、中国では当局が安全性よりも開発を優先したと激しい批判が起きている。
国営紙「People's Railway Daily」によると、鉄道省は今週、同省のウェブサイトに発表された声明で、「高速鉄道網建設時の管理体制に不備があった」と認め、「一部の部門では、路線の安全対策などの重要な作業について、十分な注意を払わなかった」と説明した。
中国の国営メディアは前週、調査の結果、設計上の不備が装置の不具合をもたらした可能性があり、緊急対応も不十分だったと述べ、衝突事故が「完全に回避可能だった」との結論に達したと報じていた。(c)AFP
前月の高速鉄道の列車衝突事故では、少なくとも40人が死亡、200人近くが負傷。事故を受け、中国では当局が安全性よりも開発を優先したと激しい批判が起きている。
国営紙「People's Railway Daily」によると、鉄道省は今週、同省のウェブサイトに発表された声明で、「高速鉄道網建設時の管理体制に不備があった」と認め、「一部の部門では、路線の安全対策などの重要な作業について、十分な注意を払わなかった」と説明した。
中国の国営メディアは前週、調査の結果、設計上の不備が装置の不具合をもたらした可能性があり、緊急対応も不十分だったと述べ、衝突事故が「完全に回避可能だった」との結論に達したと報じていた。(c)AFP