【7月15日 AFP】インドネシア当局は15日、インドネシア・スラウェシ(Sulawesi)島のロコン山(Mount Lokon)が14日午後10時31分(日本時間15日午前零時31分)、大規模な噴火を起こしたと発表した。火山灰や溶岩が地上1500メートルまで噴き上げられたが、近隣住民に被害は出ていないという。

 ロコン山の火山活動は9日から活発化しており、当局では警戒レベルを最大に引き上げていた。既に火山から半径3.5キロが避難勧告地域に指定されており、域内住民2万8000人のうち4400人が避難している。(c)AFP