【6月13日 AFP】(写真追加)2月の地震で181人が死亡したニュージーランド南島クライストチャーチ(Christchurch)で13日、マグニチュード(M)6.0のものを含む地震が相次いで起きた。

 すでに地震で傷んでいた50を超える建物が倒壊したほか、おそよ5万4000世帯が停電し、市内全域で断水するなどの被害が発生した。これまでに少なくとも10人が負傷したが、死亡者の報告はない。負傷者の中に重傷者はいないという。

 米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)によると、13日のこれまでに最も大きかった地震は、午後2時20分(日本時間同日午前11時20分)ごろに発生したマグニチュード(M)6.0のものだった。この地震の震源はクライストチャーチの中心部から約14キロ離れた地点で、震源の深さは9キロ。(c)AFP/Neil Sands