【5月24日 AFP】東京電力(TEPCO)は24日、福島第1原子力発電所の2、3号機についても、「メルトダウンが起きていた」とする報告書を発表した。燃料棒の大部分が溶けて圧力容器底部に落下したとみられるという。

 東電は、1号機で燃料棒が完全に露出して大半が溶融(メルトダウン)していたと発表していた。2、3号機も1号機と同様の状態にあることになる。ただし東電は、1、2、3号機とも注水によって十分冷却され、安定した状況にあると述べた。(c)AFP