【5月22日 AFP】21日午後2時30分(日本時間同日午後3時30分)ごろ、マレーシアの首都クアラルンプール( Kuala Lumpur)に近いフルランガット(Hulu Langat)で豪雨による山崩れが発生し、児童擁護施設の建物の一部が土砂に埋まった。

 警察は22日夕方までに34歳の職員1人と、8~19歳の子どもの合計16人の遺体を収容し、行方不明者の捜索を終えた。この他に10人が救出され、入院している。

 マレーシアでは山崩れが多く、政府は傾斜地の開発を厳しく規制している。1993年12月には、クアラルンプール郊外で12階建ての住居用の建物が倒壊し、48人が死亡している。(c)AFP