350人死亡の米中南部竜巻、復旧は長期化の見込み
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バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は30日、ホワイトハウス記者クラブの夕食会で「悲痛な」惨状から立ち直るためには「長い道のりがかかるだろうが、被災した米国民たちを私たちの記憶と祈りにとどめおかねばならない。今後の厳しい数か月間、あるいは数年間にわたって彼らを支える必要がある。連邦政府はそれを実行すると、ここに明言しておきたい」と述べた。
米史上最悪の竜巻被害は1925年3月に発生し、死者は747人に上った。今回の竜巻はこれに次ぐ史上2番目の死者数となっている。
写真は竜巻で壊滅したアラバマ州(Alabama)タスカルーサ(Tuscaloosa)の上空から見た街(2011年4月30日撮影)。(c)AFP/Juan Castro Olivera/Nicholas KAMM
【5月1日 AFP】約80年ぶりという大規模な竜巻で、350人近い死者を出した米中南部各地では、がれきなどの撤去作業が開始されたが、復旧作業は長期化すると見込まれている。(c)AFP/Juan Castro Olivera