【4月4日 AFP】(写真追加)2009年にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)からパリ(Paris)へ向かう途中、大西洋に墜落したエールフランス(Air France)機の機体の一部が見つかった。フランスのナタリー・コシウスコモリゼ(Nathalie Kosciusko-Morizet)運輸相が4日、語った。

 同運輸相は4日、仏ラジオに対し「機体の大きな部分が、ひとかたまりで見つかった」と語った。

 これに先立ちフランス航空事故調査局(BEA)は3日、調査船が機体の一部が沈んでいる場所を特定したと発表していた。

 BEAの局長によれば、見つかった機体の一部には「エンジンや主翼の一部」が含まれている。同局長はAFPの取材に対し、機体の残がいは比較的狭い範囲に散乱したと考えられることから、ブラックボックスが回収される可能性もあると述べた。

 このエールフランス機は2009年6月1日にブラジルとセネガルのほぼ中間地点で墜落し、乗員乗客228人全員が死亡、エールフランス史上最悪の事故となった。(c)AFP