【3月28日 AFP】韓国の大韓赤十字は28日、東北地方太平洋沖地震・津波への募金額が2週間で213億ウォン(約15億6000万円)に達し、災害関連募金として最高額となったと発表した。

 これまでの最高額は、2005年に米国で起きたハリケーン・カトリーナ(Hurricane Katrina)被害への募金として集まった193億ウォン(約14億1000万円)で、この額に達するまでに4か月を要した。

 11日に東日本を襲った大地震と津波には、韓国の人びとも深い同情を寄せている。ドラマ『冬のソナタ(Winter Sonata)』で日本でも高い人気を誇る韓流スター、ペ・ヨンジュン(Bae Yong-Joon)氏がいち早く10億ウォン(約7300万円)の寄付を表明するなど、芸能人や企業からの寄付も相次いでいる。

 大韓赤十字によると、日本とつながりの深い企業や団体からの大口寄付が寄せられていることがあるが、多くの個人も日本との文化的な絆を感じて寄付しているのではないかと話している。(c)AFP