【3月22日 AFP】パキスタン南西部のバルチスタン(Baluchistan)州の炭鉱が20日、爆発のあと崩落し、地元当局者によると21日までに24人の遺体が発見された。24人が依然として中に閉じ込められているが、生存は絶望視されている。

 当局者は中に閉じ込められている24人について、「救出に全力を挙げているが、生きているとしたら奇跡だ」と話した。

 爆発の原因については、換気設備の不備により有毒ガスが充満したためと考えられている。

 暴力事件が多発し貧困にあえぐ同州では、炭鉱の大半が安全基準を無視して操業を続けており、過去にも似たような死亡事故が発生している。(c)AFP