仏原子力機関、福島第1原発は「レベル6」 スリーマイル超える危機
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【3月16日 AFP】フランス原子力安全局(Nuclear Safety Authority、ASN)は15日、福島第1原子力発電所の事故について、国際原子力評価尺度(INES)の「レベル6」に相当するとの見方を示した。同尺度で、最も重大な事態は「レベル7」で、「レベル6」はこの次に深刻な状況。
1979年に米ペンシルベニア(Pennsylvania)のスリーマイル島(Three Mile Island)で起きた原発事故は「レベル5」、1986年に旧ソ連のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故は「レベル7」だった。
福島第1原発の事故について、原子力安全・保安院は「レベル4」と発表していたが、ASNのアンドレ=クロード・ラコスト(Andre-Claude Lacoste)局長は記者会見で、「事故の現状は前日(14日)から、全く異なる様相を呈している」と述べ、「レベル6」が妥当であるとの見解を示した。(c)AFP
1979年に米ペンシルベニア(Pennsylvania)のスリーマイル島(Three Mile Island)で起きた原発事故は「レベル5」、1986年に旧ソ連のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故は「レベル7」だった。
福島第1原発の事故について、原子力安全・保安院は「レベル4」と発表していたが、ASNのアンドレ=クロード・ラコスト(Andre-Claude Lacoste)局長は記者会見で、「事故の現状は前日(14日)から、全く異なる様相を呈している」と述べ、「レベル6」が妥当であるとの見解を示した。(c)AFP