IAEA事務局長、「第2のチェルノブイリにはならない」
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【3月15日 AFP】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(Yukiya Amano)事務局長は14日、東北地方太平洋沖地震の影響で爆発を起こした東京電力(Tokyo Electric Power)福島第1原子力発電所について、1986年のチェルノブイリ原発事故に匹敵する事態に発展する恐れは「極めて低い」との見解を示した。
オーストリア・ウィーン(Vienna)のIAEA本部で記者会見した天野事務局長は、福島第1原発の事故原因はチェルノブイリ原発事故のような人為ミスや設計上の問題ではなく「想像を超す自然災害に見舞われたため」と説明。「チェルノブイリとは設計も構造も異なっている」と述べた。
さらに、福島第1原発の原子炉は地震発生時に自動停止した上、(1号機と3号機の)爆発にもかかわらず原子炉容器は損傷していないと説明した。(c)AFP/Simon Morgan
オーストリア・ウィーン(Vienna)のIAEA本部で記者会見した天野事務局長は、福島第1原発の事故原因はチェルノブイリ原発事故のような人為ミスや設計上の問題ではなく「想像を超す自然災害に見舞われたため」と説明。「チェルノブイリとは設計も構造も異なっている」と述べた。
さらに、福島第1原発の原子炉は地震発生時に自動停止した上、(1号機と3号機の)爆発にもかかわらず原子炉容器は損傷していないと説明した。(c)AFP/Simon Morgan