【1月13日 AFP】オーストラリア北東部の大洪水は13日、同国第3の都市ブリスベーン(Brisbane)に到達した。同日早朝、市内中心部を流れるブリスベーン川(Brisbane River)の水位が4.46メートルに達し、水上遊歩道「リバーウォーク(Riverwalk)」が鉄砲水で流される被害も出ている。

 水位は、13日までに、1974年の大洪水時の5.4メートルを上回る5.5メートルに達すると予想されていた。水位は予測を約1メートル下回り、川の水位も徐々に下降しつつあるが、当局者は、週末まで水位の高い状態が続くとして注意を促している。

 既に多くの地域が水浸しになっているほか、水上に架けられた長さ300メートルのコンクリート製の遊歩道、リバーウォークが鉄砲水で流された。

 当局者は、水位5.5メートルの場合は2万世帯が床上浸水すると見積もっていたが、水位が予想を1メートル下回ったため、水位4.6メートルの場合は1万1900世帯が床上浸水するとの新たな予想を発表した。(c)AFP/Eric Bernaudeau

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【動画】浸水したブリスベーン(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)