【10月22日 AFP】フィリピンと台湾で少なくとも計56人の死者を出している大型の台風13号(アジア名:メーギー、Megi)は、22日夜から23日朝にかけて中国南部の福建(Fujian)省への上陸が予想される。

 ここ数年で最大規模とみられる台風の襲来を前に、空の便は混乱し、フェリーは休航しており、少なくとも16万人がすでに避難した。

 台風13号によるこれまで確認されている死者は、フィリピンで36人、台湾で20人。赤十字(Red Cross)などによると、フィリピン各地では多くの家屋が屋根を吹き飛ばされるなどしたほか、田畑は壊滅的な被害を受け、停電、地滑りなども発生した。(c)AFP

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