【8月6日 AFP】数十年ぶりの記録的な熱波に襲われているロシア・モスクワ(Moscow)で、7月の死者数が前年同月比で50%の急増となった。モスクワ市当局高官がAFPに6日語った。

 モスクワ市当局のYevgenia Smirnova氏によると、7月のモスクワの死者数は1万4340人で、前年同月より4824人増えた。6月まではあまり変化がなかったが、死者数の増加は7月になって始まったという。同氏は、「間違いなく熱波の影響だ」と語った。

 これまでにも7月に入ってモスクワの死者数が大幅に増加したとの報告があったが、当局者が否定を続けていた。(c)AFP

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