中国の豪雨、吉林省で3万人が孤立 武漢も洪水危機高まる
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【7月29日 AFP】中国北東部の吉林(Jilin)省口前(Kouqian)で、豪雨による大規模な洪水が発生し、住民3万人が取り残され身動きが取れなくなっていると、国営新華社(Xinhua)通信が28日報じた。近くの貯水池が溢れたためで、レスキュー隊員200人以上が救助に向かっているという。
南部を中心に中国広域で2週間前から続く豪雨による死者は300人を超えている。長江(揚子江、Yangtze River)といくつかの支流は危険水位に到達している。
長江上流の三峡ダム(Three Gorges Dam)は、大規模な放水ですでに2度の洪水の危機を乗り越えてきた。だが、ダム下流で支流の漢水(Han River)が長江に合流する地点に当たる湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)では洪水の危険が高まっており、当局は兵士を動員して河岸に砂袋を積む作業を急ピッチで進めているという。(c)AFP
南部を中心に中国広域で2週間前から続く豪雨による死者は300人を超えている。長江(揚子江、Yangtze River)といくつかの支流は危険水位に到達している。
長江上流の三峡ダム(Three Gorges Dam)は、大規模な放水ですでに2度の洪水の危機を乗り越えてきた。だが、ダム下流で支流の漢水(Han River)が長江に合流する地点に当たる湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)では洪水の危険が高まっており、当局は兵士を動員して河岸に砂袋を積む作業を急ピッチで進めているという。(c)AFP