【7月17日 AFP】イラク北部クルド人自治区スレイマニヤ(Sulaimaniyah)中心部で15日夜、ホテル火災が発生し、外国人客14人を含む30人が死亡した。炎は約7時間燃え続け、逃れるために飛び降りて亡くなった人もいた。

 死亡した中にはオーストラリア、英、カナダのほかアジアや南米諸国からの外国人客が含まれている。市内の病院では12か国の人の死亡を確認したと発表している。それぞれの勤務先の関係者などが遺体の確認にあたったという。

 病院では現在も22人が治療を受けている。市当局は電気系統のトラブルが火災の原因とみている。(c)AFP/Shwan Mohammed