アイスランドの火山、再び欧州の航空交通に影響
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【5月9日 AFP】(写真追加)アイスランドの火山噴火にともなう火山灰の影響によりスペイン、フランス、ポルトガルの空の交通は8日、あわせて数百便が欠航し、大西洋を横断する便の多くに遅れが出るなど大きく混乱した。
欧州の航空管制調整機関ユーロコントロール(Eurocontrol)によると火山灰の噴出は続いており、影響を受ける範囲は拡大しているという。8日の欧州路線の運行は、7日の3万便から激減し、8日は約2万5000便となったと推定される。
エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山は6日夜からふたたび活動が活発になり、大量の火山灰を噴出している。地元大学の研究者によると、8日の噴煙の高さは7キロに達し、南東に向けて流れている。
4月14日に発生した同火山の噴火によって、欧州の空の交通は10万便以上が欠航し、800万人を超える旅行者が影響を受けるなど、約1週間にわたって第二次大戦後としては最大の打撃を受け、航空業界の損害は25億ユーロ(約3000億円)に上った。(c)AFP
欧州の航空管制調整機関ユーロコントロール(Eurocontrol)によると火山灰の噴出は続いており、影響を受ける範囲は拡大しているという。8日の欧州路線の運行は、7日の3万便から激減し、8日は約2万5000便となったと推定される。
エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山は6日夜からふたたび活動が活発になり、大量の火山灰を噴出している。地元大学の研究者によると、8日の噴煙の高さは7キロに達し、南東に向けて流れている。
4月14日に発生した同火山の噴火によって、欧州の空の交通は10万便以上が欠航し、800万人を超える旅行者が影響を受けるなど、約1週間にわたって第二次大戦後としては最大の打撃を受け、航空業界の損害は25億ユーロ(約3000億円)に上った。(c)AFP