メキシコ湾で爆発の石油基地が水没、原油流出
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【4月23日 AFP】20日に爆発・炎上していた米南部ルイジアナ(Louisiana)州沖のメキシコ湾の石油掘削基地が22日、海中に水没し、原油の流出による環境被害が懸念されている。一方、行方不明となっている作業員11人の捜索は同日夜も続けられた。
米沿岸警備隊によると、ディープウオーターホライズン(Deepwater Horizon)石油掘削基地があった沖合45キロ周辺の海上に幅約1.6キロ、長さ8キロにわたり原油が広がっており、ルイジアナ(Louisiana)州、アラバマ(Alabama)州、ミシシッピ(Mississippi)州沿岸に漂着しないよう大規模な除去作業が緊急に開始された。
同プラットフォームの操業権を賃貸していた英石油大手BPも、環境被害を食い止めるために船団を派遣した。
ディープウオーターホライズンは半潜水型の海洋掘削プラットフォームで、掘削量は1日当たり最大8000バレル(33万6000ガロン)。また、爆発前には基地内に70万ガロン相当のディーゼル燃料があったという。
今回の事故による環境被害について当局は、1989年に大量の原油流出をもたらした石油タンカー事故、「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)」号事件以来、最悪の規模になる恐れがあると警戒している。(c)AFP
【関連記事】メキシコ湾の石油掘削基地で爆発、11人不明
米沿岸警備隊によると、ディープウオーターホライズン(Deepwater Horizon)石油掘削基地があった沖合45キロ周辺の海上に幅約1.6キロ、長さ8キロにわたり原油が広がっており、ルイジアナ(Louisiana)州、アラバマ(Alabama)州、ミシシッピ(Mississippi)州沿岸に漂着しないよう大規模な除去作業が緊急に開始された。
同プラットフォームの操業権を賃貸していた英石油大手BPも、環境被害を食い止めるために船団を派遣した。
ディープウオーターホライズンは半潜水型の海洋掘削プラットフォームで、掘削量は1日当たり最大8000バレル(33万6000ガロン)。また、爆発前には基地内に70万ガロン相当のディーゼル燃料があったという。
今回の事故による環境被害について当局は、1989年に大量の原油流出をもたらした石油タンカー事故、「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)」号事件以来、最悪の規模になる恐れがあると警戒している。(c)AFP
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