豪グレートバリアリーフ付近で石炭運搬船が座礁、重油流出も
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【4月5日 AFP】(写真追加、一部更新、一部訂正)オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州沖合の世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の近くで3日夜、中国船籍の石炭運搬船が座礁し、燃料の重油が流出した。環境への影響が懸念されている。
石炭6万5000トン、重油約975トンを積載した中国船籍の「Shen Neng 1」号が最大船速で座礁したのは、グレートケッペル島(Great Keppel Island)の東70キロの海域にあるダグラス礁(Douglas Shoal)で、グレートバリアリーフ海洋公園(Great Barrier Reef Marine Park)の南端に位置する。
クイーンズランド州当局によると、サンゴ礁への被害は深刻。座礁現場は規定の航路からは約15キロ離れており、当局が「Shen Neng 1」号が航路を外れた経緯を調査しているという。
同州海洋安全当局によると、船体から流出した重油はそれほど多くはないが、船体は瀬礁の上を移動しており、船体が分解する恐れもあることから、当局は被害拡大に警戒を強めている。(c)AFP/Madeleine Coorey
石炭6万5000トン、重油約975トンを積載した中国船籍の「Shen Neng 1」号が最大船速で座礁したのは、グレートケッペル島(Great Keppel Island)の東70キロの海域にあるダグラス礁(Douglas Shoal)で、グレートバリアリーフ海洋公園(Great Barrier Reef Marine Park)の南端に位置する。
クイーンズランド州当局によると、サンゴ礁への被害は深刻。座礁現場は規定の航路からは約15キロ離れており、当局が「Shen Neng 1」号が航路を外れた経緯を調査しているという。
同州海洋安全当局によると、船体から流出した重油はそれほど多くはないが、船体は瀬礁の上を移動しており、船体が分解する恐れもあることから、当局は被害拡大に警戒を強めている。(c)AFP/Madeleine Coorey