【3月17日 AFP】サイクロン「トーマス(Tomas)」の直撃を受けた南太平洋のフィジーに17日、国際救援物資が届き始めた。サイクロン被害は東部の島々で大きいとみられ、当局者によると建物のうち半数が倒壊または激しく損壊したという。また、村2つが壊滅したとの報告もある。

 現在、オーストラリア、ニュージーランド、フランスの航空機が救援物資を被災地に運ぶとともに、空から被害状況の確認を進めている。これまでに確認された死者数は1人だが、当局者によると16日には「数人の」死者の報告があったという。被害状況や犠牲者数の詳細は、被災地の調査が終わる18~19日には徐々に明らかになるとみられる。(c)AFP