台湾南部で強い地震、少なくとも12人が負傷
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【3月4日 AFP】(写真追加)台湾南部で4日午前8時18分(日本時間午前9時18分)ごろ、強い地震があった。米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると、マグニチュード(M)6.4、震源は台湾第2の都市、高雄(Kaohsiung)から70キロメートルはなれた高雄県甲仙(Jiahsian)郷の山間部で、これまでに少なくとも12人がけがをしたという。
甲仙郷は前年8月にも、700人が犠牲になった大規模な台風被害に見舞われており、現在もまだ復興の最中にあった。
1回目の大きな揺れの後も、少なくとも15回の余震があった。また、震源から数百キロ離れた台北(Taipei)でも、揺れが観測された。
台湾南部では、パニック状態に陥った人びとがビルから飛び出したり、農村地区で家屋が倒壊するなどした。また、台湾の南北を結ぶ高速鉄道も地震の影響で脱線したが、乗客らにけがはなかった。
台湾の中央通信社(Central News Agency)によると、震源から北方の台南(Tainan)県では紡績工場で火災が発生し、従業員1人が避難する際に軽傷を負った。燃え上がる工場の様子は地元テレビでも放映された。(c)AFP/Amber Wang
甲仙郷は前年8月にも、700人が犠牲になった大規模な台風被害に見舞われており、現在もまだ復興の最中にあった。
1回目の大きな揺れの後も、少なくとも15回の余震があった。また、震源から数百キロ離れた台北(Taipei)でも、揺れが観測された。
台湾南部では、パニック状態に陥った人びとがビルから飛び出したり、農村地区で家屋が倒壊するなどした。また、台湾の南北を結ぶ高速鉄道も地震の影響で脱線したが、乗客らにけがはなかった。
台湾の中央通信社(Central News Agency)によると、震源から北方の台南(Tainan)県では紡績工場で火災が発生し、従業員1人が避難する際に軽傷を負った。燃え上がる工場の様子は地元テレビでも放映された。(c)AFP/Amber Wang