ハイチでM7.0の地震、死者数百人か
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【1月13日 AFP】(写真追加、一部更新)カリブ海のハイチで12日(日本時間13日)、マグニチュード(M)7.0の強い地震が発生した。地元当局や現地のAFP記者が伝えた。地元の医師によると、死者は数百人に上るとみられる。 地震後、ただちにカリブ海沿岸地域には津波警報が発令された。AFP記者によると、揺れは1分以上続いたという。米当局によると、数分後にM5.9、M5.5、M5.1の余震が発生した。 首都ポルトープランス(Port-Au-Prince)の地元メディアによると、大統領府や議事堂、大聖堂のほか、複数の省庁舎が大規模な被害を受けた。 国連(UN)当局者は、多数の国連職員の行方がわからなくなっていることを明らかにした。 米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると、ポルトープランス(Port-Au-Prince)から16キロ、ペチョンビル(Petionville)から27キロの場所で強い揺れが観測された。USGSは当初、マグニチュードを7.3と発表していた。 ペチョンビルにいるAFP記者によると、3階建てのビルが崩壊し、重機を使った救助作業が行われている。また、地震発生時、住民たちはパニックになって通りに飛び出したという。(c)AFP